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2025年4月28日

新人現場監督の壁を越える”年上の作業員とのコミュニケーション術”

現場監督の役割と新人の悩み

こんにちは!採用担当のCHIKACO姉さんです。

現場監督の仕事は、現場で働く人々をまとめ、工事を安全に進めながら、完成へ導く重要な役割を担っています。

計画を立て、作業員さんたちに指示を出し、現場をスムーズに動かすことが求められます。

しかし、新人の現場監督にとって、「年上の作業員に指示を出す」ことは非常に高いハードルです。


自分の父親世代、時にはそれ以上の年齢の人に対して、何も分かっていない若手が指示を出す。

そのプレッシャーは相当なものです。

私自身、新人の頃、年上の作業員に指示を出すことが苦手で、お腹が痛くなるほどのストレスを感じた経験があります。

同じ悩みを抱える若手の現場監督に向けて、この課題を乗り越えるための方法をお伝えします。

指示ではなく「お願い」を!

まず、大切なのは「指示を出す」のではなく「お願いする」ことです。

現場で働く作業員さんたちにとっても、現場の何も分かっていない若手から指示を受けることは、正直あまり気持ちの良いものではありません。


一方で、若手にとっても、年上の人に対して指示を出すのは気が引けます。

そこで、「こうしてください!」ではなく、「こうしていただけませんか?」とお願いしてみましょう。

お願いの仕方を変えるだけで、コミュニケーションの雰囲気が大きく変わります。

お願いをされて、嫌な気持ちになる人は少ないですし、現場で働く仲間同士であれば、快く対応してくれるでしょう。

実際に私も新人時代に「お願い」のスタイルに切り替えてから、コミュニケーションが円滑になり、ストレスも減りました。

相談・教えを乞うコミュニケーション術

「お願い」だけではなく、「相談」や「教えてください」という姿勢も効果的です。

年上の作業員さんは、頼りにされると嬉しいものです。


また、現場のベテランたちは教えることが好きな人も多いので、「教えてください」と素直に聞くことで良い関係を築けます。

たとえば、こんな声かけをしてみましょう。

「ここをこうしたいんですが、どう思われますか?」(相談)
「この作業について教えていただけますか?」(教えを乞う)

こうしたやり取りを重ねることで、自然と信頼関係が生まれ、コミュニケーションがスムーズになります。

焦らず、経験を積んで成長を目指そう 新人の頃は、年上の人に指示を出すことが苦手でも当然です。


しかし、「お願い」「相談」「教えてください」という3つの工夫を取り入れることで、コミュニケーションの壁を乗り越えられます。

そして経験を積むうちに、自信を持ってしっかりと指示を出せるようになります。
焦らず、自分なりのペースで成長を目指してください。

現場監督としての第一歩は、「コミュニケーションの質を高めること」から始まります。
ぜひ、現場で活躍する仲間との信頼を築き、共に良い現場をつくり上げていきましょう!