2026年3月9日
飲み会もランチも「和の力」に。部署も年齢も超えた絆を育てる、江口組の社内制度
良い仕事は、たった一杯のコーヒーや食事から始まる
こんにちは、江口組社長の江口です。
石川県小松市で100年以上にわたり建設業を営んでいる私たちは、常に「和の力」を大切にしてきました。
この「和の力」とは、単に仲が良いということではありません。
チームが一枚岩となり、お互いを支え合い、困難な現場をも乗り越えていくための原動力のことです。
では、その「和の力」はどうやって育まれるのでしょうか? それは、日々の何気ないコミュニケーションの積み重ねに他なりません。
現場で図面を囲んでいる時だけでなく、ちょっとした休憩時間の雑談や、仕事終わりの何気ない会話。
そこにこそ、信頼関係の種が隠されています。しかし、忙しい日々の中では、意識しなければそうした時間は失われてしまいます。
だからこそ、江口組では一つの具体的なルールを設けています。 それが、「月5,000円のコミュニケーション補助」です。
「楽しむこと」の先にある、本音で向き合うための仕掛け
この補助金は、飲み会はもちろん、ランチやカラオケなど、社員同士が交流する場であれば幅広く使うことができます。
「会社のお金で飲み食いできてラッキー」 もちろん、そう思ってもらっても構いません。
美味しいものを食べ、心ゆくまで笑い合う時間は、日々の疲れを癒やす最高のスパイスになります。
しかし、私がこの制度に込めた真の目的は、単に「楽しむこと」ではありません。
この補助の最大の目的は、「本音で話せる関係」をつくることにあります。
建設現場は、時に厳しい判断を迫られる場所です。安全を守り、工期を守り、品質を守る。
そこには一切の妥協が許されません。
だからこそ、現場ではなかなか言えない「ちょっとした不安」や「新しいアイデア」、あるいは「自分のプライベートな悩み」を、食事の席のようなリラックスした場所で吐き出してほしいのです。
「実はあの時、こう思っていたんです」 「次はこんなことに挑戦してみたい」
そんな本音が飛び出した瞬間、仕事仲間は、本当の意味での「チーム」へと進化します。
食事を共にし、同じ時間を共有することで、相手の人間性を深く知る。
その深い理解が、現場での的確なフォローや、迅速な連携へとつながっていくのです。
部署や年齢を超えた絆が、江口組をさらなる高みへ導く
このコミュニケーション補助のもう一つの素晴らしい点は、「部署も年齢も超える」という点です。
江口組には、長年の経験を持つベテランから、溢れる意欲を持った若手まで、多様な人材が集まっています。
また、現場を管理する部署もあれば、バックオフィスで支える部署もあります。
普段の業務だけでは接点が少ないメンバー同士が、この5,000円をきっかけにテーブルを囲む。
そこで交わされる会話は、若手にとっては貴重な学びの場となり、ベテランにとっては新しい視点を得る刺激となります。
「昨日の自分より、ちょっと誇らしい自分になる体験」を、部署や世代を超えて共有し、喜び合う。その積み重ねこそが、江口組という組織を、どんな嵐にも負けない「強いチーム」へと変えていきます。
私たちは、2025年にSNSを通じた広報活動で「土木広報大賞」をいただきました。
これも、社員一人ひとりが「自分の言葉」で発信し、それを周囲が認め、支え合うという「和の力」があったからこそ成し遂げられたことです。
月5,000円。 金額だけを見れば、決して大きなものではないかもしれません。
しかし、そこから生まれる「絆」の価値は計り知れません。
これからも江口組は、社員が本音で笑い、本音でぶつかり合える環境を全力で守り続けます。
共に笑い、共に成長し、小松の、そして地域の未来を力強く支えていきましょう。
私たちの「和の力」は、今日も誰かのランチや、夜の語らいの中で、静かに、そして熱く育まれています。